4月のシクラメンの手入れ方法

ものによっては今月の終わりまで花が咲き続けますが、基本的には4月で今年のシクラメンは終わりです。だいたい1月から咲き始め4月に終わるというのが基本です。十分長い間楽しめますよね。

1月〜3月の育て方でも同様に説明しましたが、4月の管理についても、置き場、水やり、肥料、花がら摘み、枯れ葉取り、保温、保湿、病気、害虫の各項目についてポイントを解説していきます。それに加えて、夏越し準備(植え替え)についても見てみましょう。

置き場

外に出す

1月〜3月には屋内で楽しみましたが、4月になると屋外に出しても大丈夫です。外で育てたほうが元気に育ちます。戸外でも一日中日が当たるような場所は避けた方が無難です。午前中だけ日が当たるような場所がベストです。もしくは、日は当たらないけれど明るい場所も良いです。今までずっと家の中で育ってきたシクラメンにとって、いきなり一日中の日光は厳しいわけですね。

高温に注意

気温が高すぎるとシクラメンは早く終わってしまいます。4月の屋内だと日によってはそれなりに温度が高くなるので、屋内で育てると早く咲き終わることもあります。外に出せない場合は換気をして、高温にならないようにしましょう。

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水やり、肥料、花がら摘み、枯れ葉取り

これらの管理については、1月〜3月の育て方と同じです。詳しくは1月〜3月のページを見てください。

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保温・保湿

4月は暖かくなって湿度も適度なので4月には保温や保湿は必要ありません。

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病気と害虫

予防と駆除

4月の病気と害虫については、基本的には1月〜3月と同じです。まずはそちらのページを参照してください。それに加えて、4月になるとアブラムシが発生することも多です。もしアブラムシが付いてしまったら早速駆除しましょう。ベノミル剤かマンネブ剤にMEP剤を混ぜて散布するのがいいでしょう。

おすすめの殺虫剤・殺菌剤

紹介しておきます。

「スミチオンスプレー(MEP剤)」
 特にケムシ、アブラムシ類に効果があります。手軽です。
「オルトラン(アセフェート剤)」
 各種害虫(アブラムシ、ツツジグンバイ、アオムシ等)に。
「ベンレート水和剤(ベノミル剤)」
 うどんこ病や灰色かび病などのかび性の病気に。

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夏越し準備(植え替え)

夏越しさせる

冬の間楽しんだシクラメンは4月下旬でほぼ咲き終わります。咲き終わると休眠または枯れて死んでしまいます。シクラメンはこれで終わりなので、株を捨ててしまう人も多いと思います。まあ、シクラメンとはそういうもので、毎年年末頃に買っては春まで花を楽しむというのを繰り返すものですよね。それはそれでよいのですが、少し努力をすると、シクラメンが夏を越して、来年もきれいな花を咲かせることもできます。

ちなみに、夏越しに成功し次の冬にもういちど綺麗に咲く確率は、残念ながらそれほど高くありません。慎重にやって成功率50%ぐらいの気持ちでいると、成功しても失敗しても、どちらもすんなり受け入れることができて良いと思います。それがシクラメンガーデニングというものですね。

2つの方法

シクラメンは高温多湿な日本の夏の気候は苦手です。そこを何とかやり過ごすことができれば、秋から生育し始め、冬にはもう一度綺麗な花を楽しむことができるのです。その夏越しの方法は2つあって、1つは「栽培を継続して夏越しさせる方法」、もう1つは「休眠させて夏越しさせる方法」です。

2つの方法の違い

栽培を継続するほうが手間暇がかかります。ですが、手間暇がかかるぶん、冬には早くから花が咲き始め、結果として花を満喫できる期間が長くなります。一方、休眠させて夏越しをした場合、休眠しているので手間暇はそれほどかからないのですけれど、冬に花が咲き始める時期が遅くなってしまうんですね。つまり、楽な方法で夏越しすれば花を楽しむ期間が短い、ということです。

世の中うまくできていますよね。手間をかければ長く楽しめ、楽をすれば長く楽しめない。ホント、一粒で二度おいしい話なんてそうそうはありません。どちらの方法を選ぶかは人それぞれの好みで決めればよいと思います。

夏越しの準備

4月に夏越しの準備が必要になるのは、栽培を継続して夏越しさせる方法を選んだ人です。冬のなるべく早くから花を咲かせるには今から始めないとダメなのです。逆に、休眠させる方法を選んだ場合は今月はまだ準備の必要ありません。

準備というのは具体的に何をするかと言えば、植え替えをします。4月上旬〜中旬にするのがベストです。5月に入ってからでは遅すぎるので注意してくださいね。植え替えには2つの方法があって、1つは鉢に植え替える方法、もう1つは庭に植え替える方法です。

どちらの植え替え方法にしても、多少花が咲いていてもよいので、だいたい葉が10枚以上残っている株を使います。

鉢に植え替える方法

まず、今シクラメンが植えられている鉢より一回り大きな鉢を用意してください。鉢を替えずにそのままの鉢でも大丈夫といえば大丈夫ですが、根も育つので、やっぱり鉢を大きくした方が夏越しの成功率は高まります。鉢はプラスチック製より素焼きの鉢の方が夏越しの成功率が高くなります。素焼きの鉢は「呼吸」できるので、梅雨時のジメジメや夏の暑さを多少でも緩和してくれるからですね。

鉢土は、田土3、赤玉土3、腐葉土3、パーライト1を混ぜて作ります。緩効性の化学肥料を混ぜれば完璧です。こういった土作りの手間を省くために、必要なものが全部入ったシクラメン用の土を使うのも手軽でオススメですよ。

シクラメンを今の鉢から取り出します。根と土を崩さないでそのまま一回り大きな鉢に新しい土を入れ植えつけます。植え方のポイントは、球根の頭3分の1ぐらいが土から出るようにすることです。球根全体を土の中に入れてしまわないようにしてください。

植え替え後、まずはたっぷりと水をあげます。水をあげるのは球根ではなくて土ですよ。球根の頭に直接水をかけないようにしましょう。

植え替え後の置き場所としては、午前中だけ日光に当たるような場所が最適です。あまり日に当てると葉が焼けてしまいます。植え替え直後はやっぱり株が弱りますから。

庭に植えつける方法

植える場所は、基本的には直射日光と雨が当たらない場所です。何かで遮光するつもりであれば、日当たりの良い花壇などでもよいです。いずれにせよ、直射日光と雨を避ける必要があるので、そういう事ができない人は鉢に植える方法で夏越しをするしかないです。

植え付ける場所の土には腐葉土を3割ぐらい混ぜ、深さ20cm程度を良く耕します。植え替える時、根と土を崩さないで、鉢から出した状態そのままで植えつけます。鉢植えの場合と同様に、球根の3分の1ぐらいが地表に出るようにしてください。植えつけ後、まずはたっぷりと水を与え、その後は乾燥した日が続いて土が白くなったらまたたっぷりと水をあげます。

おすすめの用土

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