5月〜8月のシクラメンの夏越し

5月なると葉がどんどん減っていき、さびしくなります。球根だけになってしまう株もあります。もう完全にシクラメンを楽しむ時期は終わったということですね。少しもったいない気もしますが、ここで捨ててしまうことが多いと思います。

もし次の冬にもう一度咲かせるのであれば、、6月〜8月はそれに向けて夏越し中です。夏越しの方法には2つありましたよね。覚えていますか?栽培を継続する方法と休眠させる方法です。栽培を継続する方法で夏越しに挑戦しているシクラメンの場合、この時期にも新しい葉が育ち、花が咲くこともありますよ。たくさんは咲きませんが、季節はずれのシクラメンもなかなか良いものです。

具体的な管理方法

この時期は夏越しの最中ですから、栽培を継続する方法の手入れ、休眠させる方法の手入れに分けて順に見ていきます。自分の選んだ方の説明をよく読んで、なかなか成功しない夏越しに挑戦してみてください。

栽培を継続する方法を選んだ場合の手入れ

置き場所

5月は戸外の直射日光があたらず明るい場所に置くのがベストです。午前中だけであれば日が当たるような場所でも大丈夫です。室内に置く場合は高温に注意してください。5月にもなると日の当たる室内はかなり暑くなります。シクラメンは暑さが嫌いです。換気をよくして、直射日光が当たらない明るい場所に置きます。

6月の梅雨時には雨があたらないようにしてあげてください。シクラメンは暑さも嫌いで雨も嫌いなんです。鉢植えの場合は鉢を雨の当たらない場所に移動すればよいですが、庭に植えて夏越ししている場合はビニールで覆うなどして雨よけ対策をしてください。

7月になるといよいよ夏本番、雨が減り暑くなります。なるべく涼しいところに移動します。葉柄が長く伸びてしまう場合は、日光不足か水が多すぎるのが原因です。もう少し明るい場所に鉢を移動し、水やりを減らしましょう。それから、葉は日光が差し込んでくる方向に向いて育っていくので、鉢の向きを時々変えて、全体が均一に育つように心がけてください。

遮光

庭に植えて夏越しをしている場合、場所によっては一日中ずっと日があたるかもしれません。もしそういう場所に植えたのであれば、すだれなどを使って遮光してください。

水やり

鉢植えの場合は、鉢土の表面が乾いたらたっぷり水をあげます。何度も説明していますが、水をあげるのは土であって球根ではないんです。球根をぬらさないのがポイントですよね。庭植えの場合は、基本的には水やりは必要ありませが、土がとても乾くようであれば水をあげてください。

肥料

5月から夏越しが始まって8月下旬のに終わるまでの間、毎月1回で十分ですので液体肥料をあげてください。決してたくさんあげないようにしてください。生きていますけれど、基本的には生育期ではないのでそれほど栄養を必要としないからです。わずかの肥料で十分ですね。

枯れ葉取り

枯れ葉があれば今までと同じ要領で取り除きます。具体的な方法は1〜3月を参照してください。

病気と害虫の防除

この時期の病気と害虫の対策方法は4月と同じです。4月のページを参考にしてください。それに加えて、5月から秋にかけて細菌性の球根腐敗病が発生しやすくなります。この病気は発生してからでは間に合わないので、予防としてベノミル剤を散布しておきます。

「ベンレート水和剤(ベノミル剤)」 うどんこ病や灰色かび病などのかび性の病気に。
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休眠させる方法を選んだ場合の手入れ

置き場所

戸外の直射日光と雨の当たらない涼しい場所に置きます。室内に置く場合、日陰で風通しのよいできるだけ涼しい場所に置きます。休眠させるわけなので、基本的にはそれにふさわしく日も水もなく、寝やすいように涼しい場所という感じですね。

遮光

鉢植えで夏越しをしている場合は上の通りの置き場所で大丈夫ですが、庭植で夏越しをする場合はもう少し考える必要があります。もし一日中ずっと日が当たるようば場所に植えた場合、すだれなどで遮光します。そうしないと株はダメになってしまいます。

水やり

休眠中です。水は一切あげなくてよいです。

肥料

すやすや休眠中です。肥料は全然いりません。

枯れ葉取り

枯れ葉があれば1〜4月にしたのと同じ手順で取り除きます。葉はほとんど無いですけれどね。

病気と害虫の防除

病気と害虫についても4月にしたのと同じ事をしてください。加えて、5月から秋にかけて細菌性の球根腐敗病が発生します。発生してからでは遅すぎですので、ベノミル剤を散布しておきます。

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