11月のシクラメンの育て方 葉組み

11月になるとホームセンターや園芸店でシクラメンが販売され始めます。購入するのであれば12月が量も豊富だし質も良いものが多いので最適だと思います。購入するときの選び方は12月のページで説明していますのでそちらを参考にしてください。

夏越しをしたシクラメンはどんどんと新しい葉が出て元気いっぱいに育っている状態です。

他の月と同じように、置く場所、水やり、施肥、花・葉摘みなどについて具体的に見ていきます。それと、12月には他月と違って、葉組み、という手入れが加わります。順番に説明していきます。

置き場所

時々向きを変える

室内の十分日の当たる場所に置くのがベストです。11月でもまれにとても暑くなることがありますが、そういう場合は換気を良くしてくださいね。それから、昼夜の温度差が激しいとよくありません。そういう点からも日中暖かくなるような日は換気が必要になります。

注意点としては、鉢の向きを時々変えることを忘れないでください。買ったもの、夏越ししたものにかかわらず、葉が元気に育ちます。ですので、窓辺などに置きっぱなしにすると、葉が外の方へ向かって伸びてしまいます。見た目が悪くなりますので、時々鉢を回転させるなどして、均一に育てましょう。

日光不足・水のやりすぎ

葉柄(葉っぱがくっついている茎みたいな部分)が伸びすぎるのは、日光不足か水の与えすぎが原因です。もっと日当たりのよい場所に移し、水やりを控え目にしてみてください。とは言っても、あまり水が少ないとシクラメンは休眠してしまって花を咲かせないので、これにも気を付けてください。土の表面が乾いたら水をあげるという鉄則を守ればOKです。くどいですが、水は土にかけて、球根にかけたらダメですよ。

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施肥など

肥料

今月は1、2回程度肥料を与えれば十分です。園芸用の肥料であればどんなものでも普通は大丈夫ですが、いくつか紹介しておきます。

底面給水の活力液
「底面給水の活力液」
プロも使用する本格活力液。
ハイポネックス
「ハイポネックス」
根を丈夫にするカリを多く含み
シクラメンに適しています。

花がら摘み、枯れ葉取り

花がら摘みの方法は、花梗を軽くはさんで持ち、少しねじりながら上に引き抜きます。こうすると、花梗は付け根から簡単に抜けます。花梗をねじる動作と引き抜く動作を同時に行うとうまくいきます。ちなみに、花梗というのは花がくっついている茎みたいな部分のことです。

花梗は必ず根本から取り除いてください。途中でちぎれたりした花梗をそのまま残しておいてはダメですよ。そこから病気が入ることがあるからです。抜くのに失敗したら、残りの花梗をもう一度同じ方法で引き抜けば大丈夫です。

病気と害虫の防除

通常11月には病気も害虫もあまり発生しません。予防のためであれば、殺虫剤と殺菌剤を使います。月に1回で十分です。殺虫剤はMEP剤、アセフェート剤など、殺菌剤はベノミル剤、マンネブ剤などです。

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葉組み

葉組みとは

今月は他月にない「葉組み」という作業があります。具体的には、葉がたくさん生えている下にはは球根の頭がありますが、その球根の上の芽の部分に光が入るようにする事です。

この葉組みは、自分で夏越しさせたシクラメンにだけ必要です。買ってきたシクラメンはすでに葉組みされているので自分でする必要はありません。

なぜ葉組みをするのか

葉組みをすると元気に葉が育ち、花が咲きます。つまり、球根の上の芽の部分には日光が必要なのです。葉組みをすると、中心部から綺麗にそろって花が咲いてきます。お店で売られているシクラメンは、真ん中から一斉にまとまって花が伸び咲いていますよね。ああいう状態にするには葉組みが必要なんです。逆に葉組みをしないと花数が少なくなり、株のあちこちから花が咲いてきます。そうなってしまうとあまり見た目が良くありません。

葉組みの方法

球根の上には葉っぱがたくさんあるので光が入りにくくなっています。そこで、葉を周囲に広げて中心部を開け、球根に光が届くようにします。外側の葉から順番に外側へ向かってゆっくりひっぱっていくと真ん中が開きます。最後には葉っぱが放射状にがばっと開いて、球根の頭が出てくれば完成です。葉組みは、つぼみが真ん中にそろって育ってくるまでずっと行います。

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