芝生の植え方 芝庭の条件、レイアウト、芝選び、基礎作り

芝生の植え方のポイントは日当たり、水はけ、風通しに注意し気候にあった種類の芝を栄養のある土に植えることです。

芝生の植え方としては次の7ステップがあります。

  1. 条件を整える
  2. レイアウトを考える
  3. 芝を選ぶ
  4. 基礎を造る
  5. 芝を張る方法を知る
  6. 芝を張る
  7. 植えつけ後の手入れ

このページではステップ1〜4を説明します。ステップ5〜7は「芝の植え方 その2」をご覧ください。それでは早速それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。



ステップ1 条件を整える

日当たり・水はけ・風通し

芝庭の基本は3つ。ズバリ、日当たり、水はけ、風通し、です。この3拍子がそろえば鬼に金棒、もう恐いものはないと言えるほど喜んでもいいと思います。そういうわけで、基本的には、日当たり・水はけ・風通しの良いところに植えます。良い所、ですよ。間違っても、悪い所、ではないので注意してくださいね。3つの条件が良いと芝庭造りはとても簡単になります。とは言うものの、なかなかこの3つ全部が満足いく庭なんてないとは思います。

最低5時間の日光

特に日光は大切です。草系の植物はどれも日光が好きな場合が多いですけど、中でも芝は日光が大好きです。もし日当たりが悪いと生育は極端に悪くなります。その証拠に、日光が良く当たる部分と日光が当たらない部分があると、色も生育も全然違う結果になりますよね。理想としては、一日を通して日が当たることですけれど、日本の住宅事情では難しいことが多いですよね。その場合、最低でも一日5時間ぐらいは日光が欲しいです。それ以下だと育ちはとても悪くなります。

水はけは何とかなる

水はけ、というのは意外と分かりにくいような矛盾しているような感じです。というのは、水はけが良いと言っても、土からどんどん水がなくなってカラカラになってしまってはダメなんですね。土が水をしっかり保持しつつ、なおかつ余分な水が残らず水はけが良い、というのが大切です。つまり簡単に言えば、適度な水気だけを長時間持続できるような土壌が欲しいわけです。

まずは水はけのチェックです。地面に30センチほどの深さの穴を掘り、そこにバケツ一杯の水を入れてみます。すーっと水がしみこんでいくようなら合格です。このすーって感じですが、すーーーー、と口に出して言ったぐらいの早さとでも説明しましょうか。文字では難しいですが、感じは分かってもらえると思います。

もともと水はけの良い土がベストですけれど、水はけの悪い土地も改良できますのでご安心を。水はけが悪い場合は盛り土で対応します。その場合は、芝生用に考えて自分で土を配合するか、もしくは芝用の土というのがホームセンターには売っているのでそれをそのまま使えばよいです。たくさん土がいりますが、綺麗な芝庭のためですね。このページの下でもう少し詳しく説明しています。

風通し

日当たりと水はけが良ければ80%以上は成功と言えます。残りの20%は風通しなんです。これは説明するまでもないと思いますが、良く風が通り、芝がいつも新鮮な空気を吸えるような状態がベストです。

ステップ2 レイアウトを考える

実際に芝を植える前に、どういうレイアウト、デザインの芝庭にするのか、よーく考えましょう。一番簡単なのはスペース全部に均一に芝を張る事ですけれど、そうではなくて、ちょっとレンガを置いたりテーブルを設置したり、そういうスペースを取りたいこともありますよね。一度芝を張り、それなりの芝庭になった後変更するのは意外と面倒だし見た目も悪くなりがちなので、芝を植える前に芝ガーデンのデザインをよく考えるのがベターですよ。

ステップ3 芝を選ぶ

芝の種類

芝には種類があります。どれもこれも芝ではあるんですが、種類は別なんですね。大別すると日本芝と西洋芝があります。さらに、日本芝の中にいろんな種類があり、西洋芝の中にもいろいろな種類の芝があります。日本で一番多いのはコウライ芝です。(詳細は右コラム参照)

どの種類が自分に適しているか

どんな種類の芝を植えるか?ですが、一番大切なのは地域の気候にあった種類の芝を植えるということです。どの種類の芝が住んでいるところの気候にあっているのか、という事になりますが、これは意外と簡単に分かります。まずは近所のホームセンター、園芸店に行ってみてください。そこで売っている芝がその地域の気候にあった芝であることは間違いないですよね。だって、そこで育たないものを売るなんてことは普通しませんから。

というわけで、特にこだわっている種類がない限りは、ホームセンターで売っているものを植えれば間違いがありません。

ステップ4 基礎を造る

土の性質

ステップ1でも説明した通り、土は大切です。土の性質としては、ある程度砂の混じった土の方が、粘土質の土より芝に向いています。水はけが良いのがポイントですね。粘土質の土は踏まれて固くなり、生育には良くありません。つまり水はけが良くないのです。

チェックの仕方としては、ステップ1にある通り、穴に流し込んだバケツの水がすーっとしみ込んでいけばOKです。粘土質の土だと、すーっとしみ込んでいかず、水たまりになって少しずつ水がなくなっていきます。水はけが悪い場合は、砂土を購入し混ぜる必要があります。また、ホームセンターには芝用の用土も売っているのでそれを使えば話は簡単です。

例えばこのような用土を買えば手軽です。

よく耕す

芝にあった性質の良い土を確保したら今度はそれをよく耕します。耕すときに石灰を混ぜ、土を弱酸性にしてください。芝は弱酸性の土で良く育ちますよ。耕す深さは最低30センチ、できれば50センチぐらいは欲しいところです。というのは、根は深さ50センチぐらいまで伸びるためです。根が十分に伸びることができない植物は芝に限らず育ちませんよね。表面は凸凹がないように、平らにします。それと、耕すときに雑草はきっちり取り除きます。これは絶対に手を抜かない方がいいです。そうしないと後で大変です。

肥料

耕すときに肥料を混ぜるかどうかですが、痩せた土壌には堆肥や化学肥料を入れます。ホームセンターで売っている芝用肥料を使えばOKです。ですが、痩せているかどうかは実際芝が育ってみないとなかなか判断できません。なので、植える前に肥料を入れるのは少しにして、育っていく時や、育った後の肥料でも間に合うことが多いので、それほど心配はしなくて大丈夫です。



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芝芝の種類

大分類としては、日本芝と西洋芝に分けられます。日本芝は夏型芝のみで、西洋芝には夏型と冬型があります。

日本芝の種類として、ノシバ、コウライ芝、ビロード芝などがあります。更にコウライ芝はいくつかの種類に分かれます。もっとも一般的なのがコウライ芝で、ホームセンターではこれが多いと思います。

西洋芝の種類としては、バミューダグラス、ペントグラス、ブルーグラス、フェスク、ライグラスなどがあります。

日本芝は名前のごとく、一般的には日本の気候にあっています。具体的には、高温多湿OKで冬には枯れてしまいます。西洋芝に比べて生育が遅く、芝刈りが楽です。葉は固く、踏まれたりしても強く耐えることができます。

西洋芝は暑さに弱く寒さに強いので、日本では北海道などに多い種類です。葉は柔らかいので寝転がるときなどは気持ち良いのが特徴です。

どの芝を植えたらよいのか?という疑問があります。気候によって選ぶことになるので迷うこともあるかもしれません。基本的には近所のホームセンターに売っている物なら何でも大丈夫です。育たない芝を売るはずはありません。