芝の植え方2 芝張りの方法、植えつけ後の手入れ

芝の植え方にはいろいろありますが、植えつけ時期に気を付け基本のポイントを守れば芝を張るのはそれほど難しくありません。

ちょっと復習です。芝生は次の7ステップの通り植えていくことは「その1」でも説明しました。ステップ1〜ステップ4まではすでに説明しましたので、このページではステップ5〜ステップ7までのポイントを押さえたいと思います。

  1. 条件を整える
  2. レイアウトを考える
  3. 芝を選ぶ
  4. 基礎を造る
  5. 芝を張る方法を知る
  6. 芝を張る
  7. 植えつけ後の手入れ

それぞれ詳しく見ていきましょう



ステップ5 芝を張る方法を知る

芝張りの方法

大別すると芝を張る方法は2つあります。生育した芝が長方形にカットされたマット芝を敷いていく方法と、種を直接まく方法です。タネをまくのはとても簡単ですが、西洋芝だけこの方法が使えます。日本芝の場合、マット芝を敷いていく方法しか使えません。タネをまいてもまず育ちません。なぜ育たないのか、理由はよく分かりませんが、そういうものだという理解で十分だと思います。

マット芝を敷いていく方法には基本的に3種類あります。平張り(べたばり)、目地張り、市松張り、などと名前が付いています。日本芝のガーデンを作る場合、この3つのうちのどれかで芝を張っていくことになります。それぞれ見ていきましょう。

平張り

平張りは、単純に隙間無く芝を敷いていく方法です。一般的に芝は長方形に切られた状態で売られていますので、これをそのままびっしり敷いていきます。購入はホームセンターや園芸店、どこでもできますし、ネットで注文すれば手や車を汚すことなく家まで届いてとても便利です。

この平張りは失敗も少なく簡単です。ただ隙間なく並べていくだけなので子供でも朝飯前ですよね。芝庭が育ったときの綺麗さに関しても、この方法が一番です。隙間ができないからです。欠点としては、芝マットが沢山必要となることだと思います。経済的ではないのでお金が気になる人には向かないということですね。

目地張り

目地張りというのは、長方形マット状の芝を2,3センチ離して張っていく方法です。マットとマットの間に適度な隙間を作りながら敷くということですね。敷いた直後は隙間から茶色の地面がのぞきますけれど、芝がすくすく育ち、この隙間は通常すぐに埋まります。条件が悪い場所で芝の生育が特別悪い場合、全面きれいな芝庭になるのに1シーズンぐらいかかる場合もあります。購入する芝の量が平張りに比べて少ないので、お金をセーブできるというのが利点です。この目地張りがもっとも良く使われる方法です。

市松張り

市松張りは、マットの大きさ分だけ隙間をあけて芝を敷いていく方法です。碁盤の目を1つ飛ばしで埋めていくということですね。そんなに隙間があって芝庭になるの?とごく自然な疑問があるかと思います。確かに、芝を敷いた時は隙間だらけです。というか、半分は地面が見てしまっていますよね。芝が生育するに連れ、その地面をじわじわ埋めていき、やがて全面が芝庭になります。つまり、庭一面が芝になるのにかなりの時間をが必要なので、、待てない人には向かない方法です。反面、必要な芝の量はとても少ないので経済的です。

西洋芝の種を蒔く

種を蒔いて西洋芝の庭を造りたい人もいると思います。次の「ステップ6 芝を張る」で説明しています。

ステップ6 芝を張る

植えつけの時期

時期的には4〜5月頃に植えるのがベストです。冬が終わってだんだん暖かくなり、そろそろ桜が咲くかなあ、という時期です。

マット芝の植えつけ

上に説明した3つの方法のうち、気に入った方法で芝を敷いていきます。これは特別難しく考える必要はありません。長方形のマット状の芝を土の上に置いていく感じです。斜面の場合は、マット芝が動かないように、細長い棒を打ち込んだりして固定します。

注意

上の3つのどの方法で芝を張るにしても、目地(芝と芝の隙間)が十時になるようには決して隙間をあけてはいけません。芝マットがレンガだとすると、その並べ方は「レンガ壁」の形です。レンガ壁は継ぎ目と継ぎ目が十時にはなっていませんよね。

植えつけ後

敷き終わったら踏んづけて土と芝をよく密着させます。敷いた芝の上を2、3回歩いて往復しながら踏みしめていく感じでよいです。それから、ふるいを使って芝の上に土をまきます。芝の緑色がうっすらと土の茶色で覆われる程度の量です。特に目地(敷いた芝マットの間)には土をしっかり入れ、目地の高さが芝の高さと同じになるようにしてください。この土をかけたりするのは、芝がしっかり定着するのに必要なんですね。そして最後に水をたっぷりあげてください。

タネをまく

西洋芝のタネをまく方法を説明します。説明と言っても、説明することがないほど簡単です。方法としては種の商品ごとに多少違いはありますけれど、基本的にはバラバラと土の上に蒔いて、肥料と水をあげるだけです。難しく考える必要は全然ありません。目をつむっていてもできてしまう簡単さです。

種はいろいろありますがいくつか紹介しておきます。どの種にしても袋に蒔き方が載っているのでそれをよく読んで使ってくださいね。

センチピードグラス - 種から育てる暖地型芝生。
ノシバ - 日本の気候に適して、土壌もあまり選びません。
西洋芝の種 - ガーデングリーン愛好家の間では密かなブームに。

ステップ7 植えつけ後の手入れ

水をあげてしばらくそっとしておく

芝を張った後は適度に水をあげましょう。根が付くまではたっぷりの水はいりません。張った直後から芝の上でゴロゴロしたい気持ちは分かりますが、2週間程度はぐっと我慢し、根が付くのを待ってくださいね。

目地の部分の土がへこんだ場合は土を入れた方が良いです。それから、雑草はさっそく生えてくるので小さいうちに抜きましょう。特に芝が密生するまでは草が生えやすいです。にっくき雑草との戦いは芝を張った直後から開始されますよ。



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